こくご日和

国語(文学、語学…)全般に関するについて綴ります。

国語

古典文学の冒頭を読む。②『平家物語』

さて、冒頭シリーズ第二弾は『平家物語』です。 『平家物語』は鎌倉時代に成立(したとされる)、平家の姿を描いた軍記物語です。 この作品の成立年代は定かではなく、少なくとも延慶2年(1309年)ごろには成立していたとされます。また、『方丈記』から引…

古典文学の冒頭を読む。①『古事記』

こんばんは。大学の関係で更新するのが毎度夜になってしまいます。なんとかできないかなぁ…。 今回から何回かに分けて、「古典文学の冒頭を読む」と題し、有名な古典文学作品の冒頭およびその周辺を紹介・解説していきたいと思います。特に大学受験を控える…

ハンサム単語帳

こんばんは。段々と新生活にも慣れてきましたので、ゆっくり投稿していきます。 さて、今日は「ハンサム単語帳」と銘打ち、"読めるとハンサム"な、すこし見慣れない熟語を紹介していこうかと思います。設問形式で進めますので、何問読めるか挑戦してみるのも…

四字熟語#1

今回の四字熟語:一顧傾城 読み:いっこけいせい ブログのスタートに際して、こちらのシリーズも古文単語と同日更新でいきます。 この四字熟語は、絶世の美女という意味です。「一顧」は「ちらりと見る」、「傾城」はそれ自身が「国を揺るがすほどの美女」と…

古文単語#1

今回の古文単語:いみじ 意味:①甚だしい②すばらしい③ひどい ブログの書き初めにしてはいきなりではないかと感じましたが、まあ良しとします。 今回の単語は「いみじ」、古典においてとても頻繁に見かける多義語です。多義語というものは非常に厄介で、「こ…